遊びを通して幼児期に運動能力を引き出す
3歳から4歳に育つ運動能力
3歳になるまではバランスが不安定でちょっとした段差で転んでしまう事も多いです。
頭の方が大きくて体つきもアンバランスですよね。
何でも自分でやりたがる時期ではありますが、目が離せず見守る方はハラハラしてしまう時期です。
3歳を超えると体つきもしっかりし、周りの人がやっている事を見て同じように真似する事も出来るようになります。
この時期の子どもは身体のバランスを取る、身体を移動する動き、用具などを操作する動きを習得するのに適している時期です。
まだまだ言葉を理解することは難しい時期ではありますが、簡単な言葉や動作なら理解することが出来ます。
転がったり、ジャンプしたり、ボールを遊びをしたりすると運動能力が発達していきます。
3歳から4歳におすすめの運動
バランス感覚の基礎作りの時期ですので、全身を動かす遊びをどんどんさせてあげましょう。
身体を横にしてコロコロ転がす遊びも簡単ですが子どもは喜びます。
この動きはバランス感覚を身につけるだけでなく、三半規管が鍛えられて将来的に乗り物酔いがしにくくなるとも言われています。
親の身体にぶら下がったりよじ登ったり、線の上を歩いたり、ボール遊びをしたり、コミュニケーションを取りながらできる運動遊びが向いています。
運動をいっぱいさせようとして縄跳びなどの道具を渡しても、おもちゃとしては遊ぶことが出来ますが本来の用具の機能は理解するのは難しいかもしれません。
縄跳びをするには手を回す、タイミング良くジャンプする、バランスを取るなど複数の動きを同時にしなくてはなりません。
まずは個々の動きを遊びの中でじっくり習得させる必要があります。